1-6:目標達成後の効果を考える

1週目:目的設定・目標達成の大切さ
目 的:

目的と目標を明確に区別し、自分が何のために努力するのかを理解する。
目標を具体化し、それに向け計画を立てることで、効率的かつ着実に成果を上げる方法を確認する。

1-6:目標達成後の効果を考える
目標達成が自分やチームにもたらす変化を想像する。
達成したときに感じる達成感や喜びを思い描く。
達成後の新しい目標を設定する意義を考える。
達成した経験を他の挑戦にも活かせる事を理解する。
目標達成がチーム全体に与える良い影響を知る。
次に進むための計画を練る重要性を確認する。

「目標を達成したあとに何が得られるか」考えます。
目標に向かって頑張ることも大事ですが、その結果どんな効果があるのかを知ることで、もっとやる気がでるはずです。

1.目標達成後の主な効果

①自信がつく
 達成したという経験が、次の目標に挑む自信をくれます。

 ▶試合で成功した事で「次もやれる」と思える。

②成長を実感できる
 努力した結果、自分が少しずつ成長している事を感じられます。

 ▶以前はできなかった事が、今では当たり前にできるようになる。

③チームや仲間との絆が深まる
 チームで目標を達成すると、お互いの努力を認め合い、信頼が強まります。

 ▶関学戦・立命戦に勝利したときの喜びを仲間と共有する瞬間。

④次の目標が見えてくる
 一つの目標を達成すると、新しい挑戦が見つかります。

 ▶「開幕4連勝して3強との戦いに備えよう」と考えられる。

⑤成功の楽しさを知る
 努力したことが実を結ぶと、その喜びや達成感が味わえます。

 ▶TDを決めた時の感動や試合で勝った時の喜び。

2.スポーツでの具体例

【目 標】
 試合でTDを決める。
【効 果】
・練習の成果を実感できる。
・自分に自信がつく。
・チームメイトやコーチから褒められる。
・次はもっと良いプレーをしたいと思う。

【目 標】
 KG・立命に勝利する。
【効 果】
・組織で成し遂げた充実感を味わえる。
・大学や家族から応援され、自分の努力が認められる。
・全国大会という次の目標に向かうモチベーションが生まれる。

3.効果を未来につなげるために考えること

・達成した経験を振り返る
 「なぜ達成できたのか」「何が良かったのか」を考えよう。

・次の目標を設定する
 目標達成後は新しい挑戦を考えることが大切。

努力を周りに活かす
 自分の成功を、仲間やチームに共有し、全体の力を高めよう。

アドバイス

▶目標を達成することで、皆は「成功する喜び」を知ることができる。
▶それだけで終わらせず、「次に何をするか」を考え、さらに成長しよう。
▶成功は、新しい挑戦へのスタート地点です。

・達成したい目標が叶ったとき、どんな気持ちになるかをイメージしてみよう。
・達成したあとに、次に挑戦したいことを1つ考えてみてください。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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