12-3:視点を変える力を身につける

12週目:柔軟性を身につける
【目 標】
変化に対応する力や適応力を養い、競技生活や日常生活における困難、新しい状況に柔軟に対応できるようになる。
確認を通じ、柔軟性を高めるための具体的な方法を知り、実際に競技や日常生活で実践することで、困難や変化に強い自分を育てていく。

12-3:視点を変える力を身につける
一つの問題を多角的に見る練習をする。
試合での敗北を「次への改善点」として捉える
チームメイトやコーチの視点を取り入れる事で新しい発見があることを知る。
自分の考えを押し付けるのではなく、他人の意見を柔軟に取り入れる練習をする。
異なる視点を取り入れる事で、より良い選択ができる事を知る。
視点を変えることで、ポジティブな解決策が見つかる事を実感する。
日常生活でも柔軟な視点を持つ事でストレスが軽減することを知る。

「視点を変える力を身につける」を考えます。
スポーツの世界だけでなく、人生においても、私達が何かに直面する時、その見方や捉え方次第で解決策や成長の可能性が大きく変わります。
同じ出来事でも異なる視点から見る事で、より良い選択や新しい発見につながることが多いのです。
この「視点を変える力」を身につけることで、柔軟性だけでなく、競技パフォーマンスや人間関係の改善にもつながります。

1.一つの問題を多角的に見る練習をする

問題を解決するには、多角的な視点が必要である。

試合で敗北した場合、「失敗した」とだけ捉えるのではなく「次の改善点を見つける機会」と考える。

さまざまな視点から見る事で、ポジティブな解決策を見つけることができる。

2.チームメイトやコーチの視点を取り入れることで新しい発見があることを知る

・自分の視点だけに固執せず、他者の意見を聞くことで新しい気づきが得られる。

コーチの戦術指示やチームメイトのアイデアを柔軟に受け入れる。

他者の視点を取り入れる事で、全体を見渡せるようになり、より良い判断ができる。

3.自分の考えを押し付けるのではなく、他人の意見を柔軟に取り入れる練習をする

チームスポーツでは全員が同じ方向に向かう必要がある。

自分のやりたいプレーがあっても、チーム戦略に従う必要がある場合。

自分の意見だけでなく他人の意見を柔軟に受け入れる姿勢を持つことで、チームの力が引き出される。

4.異なる視点を取り入れることで、より良い選択ができることを知る

一つの視点に縛られず、複数の見方をする事で、最善の選択が可能になる。

プレーの選択肢を広げるために、相手の動きやチームメイトの力量を考慮する。

異なる視点を持つ事で、より柔軟な判断ができる。

5.視点を変えることで、ポジティブな解決策が見つかることを実感する

視点を変える事でネガティブな状況でもポジティブな解決策を見つけられる。

練習でのミスを「次に成功するための準備期間」と捉える。

どんな状況でも前向きな考え方ができるようになる。

6.日常生活でも、柔軟な視点を持つことでストレスが軽減することを知る

柔軟な視点を持つと日常生活でのストレスも軽減する。

予定が変更になった場合「新しい経験ができる機会」として捉える。

柔軟な視点を持つことで、日常生活全体がよりスムーズになる。

アドバイス

視点を変える力は、競技生活や日常生活において重要なスキルである。
問題や状況を多角的に見る事で、新しい解決策や成長のチャンスを見つけられる。
また、他人の意見を取り入れ、柔軟な考え方を持つ事で、チームとしても個人としても大きな成果を上げることができる。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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