12-6:柔軟性をチームに広げる

12週目:柔軟性を身につける
【目 標】
変化に対応する力や適応力を養い、競技生活や日常生活における困難、新しい状況に柔軟に対応できるようになる。
確認を通じ、柔軟性を高めるための具体的な方法を知り、実際に競技や日常生活で実践することで、困難や変化に強い自分を育てていく。

12-6:柔軟性をチームに広げる
チーム全体で柔軟性を持つことが重要である。
チームメイト同士で助け合う事で柔軟に問題を解決する。
リーダーとして、チームメイトが柔軟に動ける環境を作る。
チーム全体で予期せぬ問題に対応するシミュレーションを行う。
チームの一人一人が柔軟に対応する姿勢を持つ事で団結力が高まることを実感する。
柔軟性がチーム全体の成功にどうつながるか話し合う。

「柔軟性をチームに広げる」について考えます。
スポーツの現場では、個人が柔軟性を持つだけでなくチームとして柔軟に対応する事が成功の鍵となります。
チームが一つのユニットとして機能するためには、メンバー全員が協力し、変化や課題に対応できる柔軟な姿勢を持つことが不可欠です。

1.チーム全体で柔軟性を持つことが重要である

柔軟性はチーム全体の強みとなる。

試合中に戦術を変更する必要が出た場合、全員が意図をくみ取り、変更に迅速に適応する。

変化やトラブルが発生した際、一人ではなく全員が対応することで解決の可能性を広げることができる。

2.チームメイト同士で助け合う事で柔軟に問題を解決する

チームメイトが互いに支え合うことで、困難な状況にも対応できる。

メンバーが体調不良で欠席した際、他のメンバーがその役割をカバーする。

助け合いの姿勢が、チームの柔軟性を高める。

3.リーダーとして、チームメイトが柔軟に動ける環境を作る

リーダーは柔軟性を促進する役割を担う。
環境を整え、メンバーが自由に意見を出し合える雰囲気を作ろう。

試合後のミーティングで「何が改善できるか」を全員で話し合う場を設ける。

リーダーシップがチームの柔軟性に大きく影響する。

4.チーム全体で予期せぬ問題に対応するシミュレーションを行う

シミュレーションを通じチーム全体の対応力を高めよう。

練習中に突然フォーメーションを変更する練習を行い、新しい状況への適応力を磨く。

実践的なシミュレーションが、チームの柔軟性を養っていく。

5.チームの一人一人が柔軟に対応する姿勢を持つことで、団結力が高まることを実感する

各メンバーが柔軟に動ける事でチーム全体の団結力が向上する。

試合中にポジションを入れ替えながらも、全員が適応し、目標に向かって行動する。

個々の柔軟性が、チーム全体の結束力につながる。

6.柔軟性がチーム全体の成功にどうつながるかを話し合う

柔軟性を持つ事でチーム全体の成功がどのように変わるかを考えよう。

突発的なアクシデントがあった試合で、全員が適応し、結果的に勝利をつかんだ経験を共有する。

柔軟性がチームの成果を引き上げる力になることを実感できる。

アドバイス

チーム全体で柔軟性を持つ事は困難な状況を乗り越える力となる。
互いに支え合い、柔軟な対応を可能にする環境を整えることで、チームの団結力と成果が向上する。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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