2-5:集中力を高める方法

2週目:時間管理の基本
目 的:

時間という限られた資源を効率よく活用し競技と学業の両立を図る方法を知る。
スケジュールを立てる力や優先順位を決める術を確認する。

計画通りに進まない場合の対処力や目標達成に向けた持続的な努力について考える 

2-5:集中力を高める方法
スマホやSNSなどの「誘惑」を遠ざける。
集中するための静かな環境を整える。
タイマーを使って短い時間で集中。
25分作業+5分休憩
「疲れたら少し休む」を習慣にする。
1つのことに全力で取り組む重要性を知る。
集中力を妨げる原因を自分でチェックする。

「集中力を高める方法」について考えます。
集中力が高まると、同じ時間でもより多くのことを達成でき、成長も早くなります。
勉強やスポーツの練習を効率よく行うためには、集中するコツを知ることが大切です。

1.スマホやSNSなどの「誘惑」を遠ざける

・集中するには邪魔なものを片付けよう!
 スマホの通知をオフにする。勉強中や練習前はテレビやゲームから離れる。

机にスマホを置かない、MTG中はスマホをカバンにしまう。

2.静かで集中できる環境を作る

・集中しやすい場所を選ぼう!
 周りが騒がしいと集中が乱されやすい。

図書室や自分の部屋など、静かな場所で勉強や作業をする。
もし周りが騒がしい場合は、耳栓やイヤホンを活用。

3.タイマーを使って短時間集中する

・短い時間で全力を出す方法を試そう。
・タイマーを25分に設定してその間集中し、5分休む「ポモドーロ・テクニック」を使う。

勉強なら25分間集中して課題を解き、5分間ストレッチをする。

▶長時間だらだらするより、短時間集中を繰り返す方が効率的。
▶グラウンドのタイマーは集中と休憩の切り替えのためにあることを理解して活用する。

4.疲れたら少し休む

・疲れを感じたら短い休憩を取ろう。
 集中が切れる前に5~10分の休憩を挟むことで、集中力が復活する。

練習中は20分ごとに水分補給をする
MGT中に軽い体操をする(寝るよりマシ)

5.一つのことに全力で取り組む

・一度に一つのことだけに集中しよう。
 複数のことを同時にやる「マルチタスク」は、必要な能力ですが、一方で効率が下がります。

勉強中にSNSを見ない、練習中に雑談しない。
「これだけをやる!」と決めることで、結果が大きく変わります。

6.集中力を妨げる原因をチェックする

▶自分の集中を妨げる原因を探そう。
 眠気や空腹が集中を妨げる場合は、睡眠や食事を整える。
▶気になることがある場合は先に片付けてから取り組む。

 練習前に課題を終わらせることで、練習に集中できる。

7.チームでの具体例

▶試合前に戦術や練習メニューに集中するため、スマホや音楽から一度離れる。
▶練習中は「次にどの動きが必要か」を考えることだけに集中する。
▶疲れたときは数分間のストレッチや深呼吸で気分転換を図る。

アドバイス

▶集中力は最初から完璧に高められるものではない。
▶少しずつ工夫を重ねることで、自分なりの集中のコツを見つけることが大切である。
▶今日から少しずつ、誘惑を減らし、休憩を挟みながら集中する練習してみよう。

▶授業や練習で「短時間集中」の方法を試してみてください(例:25分集中して5分休む)
▶集中を妨げる自分の「原因」を探し、それを減らす方法を考えてみよう。
▶集中力を高めることで、みなさんの目標達成がもっと近づきます。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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