3-2:敬語の基本を知る

3週目:礼儀とマナーの基本
【目 的】

礼儀やマナーを通じ、人間としての基本的な振る舞いを確認する。
これを身につけスポーツだけでなく、社会で信頼される人となることを目指す。

3-2:敬語の基本を知る
敬語を使うことで相手を敬う気持ちを表現できる。
簡単な敬語の使い方「です」「ます」を意識する。
年上や目上の人に対しての適切な言葉遣いを知る。
先輩やコーチや保護者への言葉遣いを意識する。
間違いを恐れず、積極的に使ってみる姿勢を持つ。

「敬語の基本」について考えます。
敬語を使うことは相手への敬意や感謝の気持ちを伝えるための重要な手段です。
スポーツの場面でも、チームの先輩、コーチ、保護者、相手チームへの言葉遣いは、みなさんの人間性やチーム全体の印象を左右します。

1.敬語を使う意味

敬語は、相手を敬う気持ちを表現する方法である。
「自分があなたを大切に思っています」というメッセージを言葉で伝えることができる。

先輩やコーチに「ありがとうございます」と言うことで感謝の気持ちをしっかり伝えることができる。
▶相手を尊重する姿勢を見せる事で信頼関係が築ける。

丁寧な言葉遣いは相手に安心感を与え良い印象を与える

2.簡単な敬語の使い方

敬語は難しく感じるかもしれないが、まずは「です」「ます」を意識するだけで十分である。

「お疲れ様です」「お世話になります」

基本の挨拶を丁寧に言う
「こんにちは」→「こんにちは、ありがとうございます」に一言添えるだけで、相手の印象が良くなる。

普段の会話を少し丁寧にするだけで、相手への敬意を伝えることが出来る。

3.年上や目上の人に対する適切な言葉遣い

先輩やコーチ、保護者など、自分より目上の人には、丁寧な言葉遣いを心がけてみよう。

「これをやっておいて」ではなく、「これをやっていただけますか?」

▶話し方一つで相手が受け取る印象が大きく変わる。
▶年上のチームメイトに対しても、適切な敬語を使う事でチーム内の関係が良くなっていく。

4.スポーツでの敬語の使い方

試合や練習での日常的に使う言葉を考えてみる。

練習後にチームメイトやコーチへ
「今日の練習、ありがとうございました」
試合前に相手チームへ
「よろしくお願いします」
試合後に相手チームや審判へ
「ありがとうございました」
試合に応援に来てくれた保護者へ
「応援、ありがとうございました!」

感謝の言葉がチーム全体の印象を更に良くする

5.間違いを恐れず、積極的に使う

敬語を使い慣れていない時は、間違えることもあるが、それを恐れずに使うことが大切である。

「すみません、こちらで合っていますか?」と確認しながら練習するのも良い方法である。

間違えても丁寧な気持ちが伝われば、相手はしっかり受け取ってくれるものである。

アドバイス

今日からできること。
▶日常生活で「です」「ます」を意識して使ってみよう。
▶チームメイトや家族、先生に対して普段の挨拶や会話に少し敬語を取り入れてみること。

・敬語は相手への敬意や感謝を言葉で伝える大切なツール・スポーツの場面では、コーチや保護者、相手チームへの敬語を意識する事で、みなさんの礼儀正しさが伝わり、信頼される人になれます。

間違いを恐れず、少しずつ丁寧な言葉遣いを心がけていこう

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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