6-6：リーダーシップとフォロワーシップの具体例を知る

６週目：リーダーシップとフォロワーシップ
【目　標】
 チーム内でのリーダーシップとフォロワーシップの重要性を理解し、どちらの役割にも積極的に取り組む意識を育てる。

6-6：リーダーシップとフォロワーシップの具体例を知る
 リーダーとフォロワーが上手く連携して成功した実例。
 リーダーが失敗したときにフォロワーが補う重要性。
 チーム全体で「自分たちはどう協力するべきか」を話し合う時間を設ける。
 リーダーとフォロワーの役割が曖昧になった場合の対処。
 個々の役割を明確にするためのツールを知る。
 チーム内での役割交代を実践し経験を積む。

「リーダーシップとフォロワーシップの具体例」について考えます。
 この二つは、チームが目標を達成するために欠かせない役割であり互いに補い合う事でチームの力を最大化します。

１．リーダーとフォロワーが上手く連携して成功した実例を知る

試合での勝利
  キャプテンがチームの目標を明確に伝え、試合中にマインドを的確に指示（鼓舞）
  メンバー全員がその指示に従い、自分の役割を果たした結果、全員で勝利を掴む。

▶これはフォロワーがリーダーの指示を信じ実行した事で成功した好例
▶リーダーの戦略とフォロワーの実行力が結びつく事で、チームの目標が達成できる。

２．リーダーが失敗したときにフォロワーが補う重要性を理解する

リーダーも完璧ではなく、時には判断を誤ることもある。

  試合中にキャプテンが感情的な行動ををしたが、フォロワーが状況を見て適切に行動しフォローしたことで勝利につながった。

フォロワーがリーダーを支える事で、チーム全体のパフォーマンスを維持できる重要性を理解する。

３．チーム全体で「どう協力するべきか」を話し合う時間を設ける

チーム全体で「リーダーとフォロワーがどう連携すれば良いか」を話し合うことが重要である。

  練習後にミーティングを行い、それぞれが感じた課題や改善点を共有する。

▶チーム内での連携を深める為にリーダーとフォロワーの役割について共通認識を持つことが大切である。
▶ミーティングを単なる戦術確認、指示待ちの映像鑑賞で終わらせないようにする。
▶その確認は、何のためのやるのか？を考える。

４．リーダーやフォロワーの役割が曖昧になったときの対応方法を考える

試合や練習中に役割が曖昧になった場合、混乱が生じることがある。

  練習中にリーダー不在の状態でフォロワーがリーダーシップを発揮し、混乱を防ぐ。

こうした状況に備え、事前に役割を明確にしておく事や臨機応変に対応する力を身につける。

５．個々の役割を明確にするためのツールを知る

タスク分担表や役割確認シートなどを活用して、チーム全員の役割を明確にする方法を学ぶ。

  試合前に「誰が何をするか」をリスト化し、全員が把握できるようにする。

明確な役割分担があると混乱を防ぎ、チーム全体がスムーズに動けるようになる。

６．チーム内での役割交代を実践し、経験を積む

練習の中で、リーダーとフォロワーの役割を交代し、それぞれの立場を経験してみる。

  普段リーダーを務めないメンバーが練習中に指示を出し、他のメンバーがそれに従う形で練習を進める。

▶役割を交代することで、リーダーの視点とフォロワーの視点の両方を理解できる。
▶お互いの立場を経験する事で、チーム内の協力や信頼がさらに深まる。

アドバイス

▶リーダーとフォロワーは互いに補い合うことで、チーム全体が成長し、成功に近づける。
▶実例でみたようにリーダーの力だけではなくフォロワーの支えがあって初めてチームは目標を達成できる。
▶それぞれの役割を全うしながらチームの力を最大限に引き出してこそのカイザーズである。