7-6:ポジティブな考え方をチームに広げる

7週目:ポジティブな考え方
【目 標】ポジティブな考え方を身につけ、競技生活や日常生活での困難を乗り越える力を養う

7-6:ポジティブな考え方をチームに広げる
チーム内でポジティブな文化を育てる重要性。
チームメイトの成功を褒め合う習慣を作る。
ポジティブな姿勢がチームのパフォーマンス向上につながる理由を考える。
ネガティブな感情がチームに及ぼす影響を学び、対策を考える。
チーム全体でポジティブな考え方を共有する為のアクティビティを計画する。
練習や試合でポジティブな姿勢を行動に移す。

「ポジティブな考え方をチームに広げる」を考えます。
競技において、個人の努力や技術はもちろん重要ですが、チーム全体の雰囲気や考え方が勝敗や成果に大きく影響を与えます。
特にポジティブな文化を育てる事は、チームの結束力やパフォーマンス向上に欠かせません。

1.チーム内でポジティブな文化を育てる重要性を知る

チーム全体がポジティブな考え方を共有する事でメンバー同士の信頼感や結束力が高まる。

失敗やミスを責めるのではなく、それを学びに変える雰囲気を作る。

ポジティブな文化は、困難な状況でもチーム全体が前向きに取り組む力を育てる。

2.チームメイトの成功を褒め合う習慣を作る

メンバー同士が良いプレーや努力を褒め合う事でチーム全体の士気が高まる。

「ナイスプレー!」や「よくやったね」と声を掛け合う習慣を作る。

褒め合う事でメンバー一人ひとりが認められていると感じ、さらに努力するモチベーションにつなげることができる。

3.ポジティブな姿勢がチームのパフォーマンス向上につながる理由を考える

ポジティブな考え方がチームのパフォーマンス向上につながる理由は次のとおり。

▶チーム全体の雰囲気が良くなることで、練習や試合に対する集中力が高まる。

▶ミスを恐れず挑戦する姿勢が生まれる為、個人の成長とチーム全体の進化が促される。

▶前向きなエネルギーが伝染し、全員が自然に高いパフォーマンスを発揮できるようになる。

4.ネガティブな感情がチームに及ぼす影響を学び、対策を考える

ネガティブな感情がチーム内に広がると、次のような問題が生じる。

▶メンバー間の信頼関係が崩れる。
▶ミスや失敗を恐れて消極的なプレーが増える。
▶チーム全体の士気が低下し、練習や試合への意欲が減る。

これを防ぐためには、ネガティブな感情を言葉や行動で解消する方法を実践する。

▶ミスをしたメンバーに対し「次はうまくいくよ」と声を掛ける。
▶全員で成功例を共有しポジティブな雰囲気を作る。

5.チーム全体でポジティブな考え方を共有するためのアクティビティを計画する

チームでポジティブな考え方を共有するアクティビティを取り入れてみる。

練習後に全員が「今日の良かった点」を一つ挙げる時間を設ける。
試合前に全員で成功イメージを共有する時間を作る。

こうしたアクティビティは、メンバーが互いを認め合い全体の雰囲気を前向きにする効果がある。

6.練習や試合でポジティブな姿勢を実際に行動に移す

ポジティブな考え方は言葉だけでなく、行動に移す事が大切である。

練習中にミスをしてもすぐに切り替えて再挑戦する姿勢を見せる。
試合中に仲間が失敗しても励ましの声を掛け次のプレーに集中させる。

実際に行動で示すことで、他のメンバーにも前向きな姿勢が伝わります。

アドバイス

▶ポジティブな考え方はチーム全体の雰囲気を良くし、競技における成果を大きく向上させる。
▶成功を褒め合い、困難を前向きに乗り越える姿勢を共有することで、全員が力を発揮できる環境を作ろう。

明るく、ポジティブで、規律がある。
カイザーズはそういう雰囲気の時に力を発揮してきたと自分は思っています

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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