1-3:良い目標の特徴を学ぶ

1週目:目的設定・目標達成の大切さ
目 的:

目的と目標を明確に区別し、自分が何のために努力するのかを理解する。
目標を具体化し、それに向け計画を立てることで、効率的かつ着実に成果を上げる方法を確認する。

1-3:良い目標の特徴を学ぶ
良い目標は具体的である(曖昧な表現を避ける)
測定可能な基準を含む(例:達成の指標を数字で表す)
実現可能な現実的な目標を設定する。
関連性のある目標を立てる(目的とつながっている)
期限を設けることでモチベーションを維持する。
「SMART」目標の具体例を知る。
  Specific,(具体的に)
  Measurable,(測定可能な)
  Achievable,(達成可能な)
  Relevant,(目標に関連した)
  Time-bound(期限がある) 

「良い目標ってどんなものか?」について考えます
 目標がしっかりしていれば、努力の方向が明確になり、成功に近づくことができます。

良い目標の5つの特徴

①具体的であること
「頑張る!」ではなく、「毎日の練習でシリンダーチャージを10本する」のように、やることをはっきりさせる。

▶ただ「勝ちたい」ではなく「次の試合でパス成功率を80%にする」とする。

②測定可能であること
 達成できたかどうかを数字や行動で確認できる目標。

▶「練習を増やす」ではなく、「週に5日、1日2時間練習する」と設定する。

③達成可能であること
 難しすぎる目標ではなく、少し頑張れば届きそうな目標を設定する。

▶「いきなりミルズ杯をとる」よりも、「まずレギュラーに入る」を目指す。

④目的に関連していること
 目標は、自分がなりたい姿や目的につながるものであるべき。

▶「試合に勝つ」だけでなく「チームで協力する力を高める」と関連づける。

⑤期限があること
 いつまでに達成するかを決めることで、やる気が湧いて行動に集中できる。

▶「今年中にキック成功率を10%上げる」とする。

チームでの例:良い目標を立てる】

悪い目標:「練習を頑張る!」
(曖昧で行動が見えない)

良い目標:「1か月で、40yd走のタイムを0.2秒縮めるために、毎日15ydダッシュでの加速確認を10回やる!」
(具体的・測定可能・期限あり)

良い目標を立てるコツ

・小さな目標から始めることで、達成感を味わえる。
・定期的に目標を見直し、修正することも大切。
・チームメイトやコーチと目標を共有してサポートしてもらう。

・今週中に達成したい「具体的な目標」を1つ考えてみましょう。
・その目標を「具体的」「測定可能」「期限あり」になるよう工夫してみてください。
良い目標を立てれば、努力がもっと楽しくなり、成果も見えてくます。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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