11-2-1:家族への感謝

11週目:感謝の気持ちを持つ
【目 標】
感謝の気持ちを持つことで、自分自身と周囲との関係をより良くし、スポーツ活動や日常生活での成長を促す。
競技者が自分を支えてくれる様々な人々への感謝の気持ちを深める事で、責任感や行動の質を向上させ、競技生活をより豊かなものにする意識を育てる。

感謝の対象を具体的に示したいので、各項目として長めになりますが。大切な要素なので、しっかりと確認してください。

11-2-1:家族への感謝
家族が日々の活動を支えてくれている事を再認識する。
家族の応援やサポートへの具体的な感謝を考える。
感謝を伝える方法(手紙、言葉、行動)を実践する。
家族との会話を増やし感謝の念を共有する時間を作る。
家族の努力や犠牲を理解し、それに応える行動を取る。
感謝の気持ちを伝える事で、家族との関係がより深まる事を実感する。

「家族への感謝」を考えます。
皆さんが練習や試合でベストを尽くせるのは、自分一人の力だけではありません。
家族の支えがあってこそ、ここまで頑張る事ができています。
 しかし、普段の忙しさの中で、家族のサポートを「当たり前」と感じてしまうこともあるかもしれません。

1.家族が日々の練習や試合を支えてくれていることを再認識する

家族は、みなさんがスポーツに打ち込めるように、様々な形で支えてくれています。

食事の提供、道具の準備、費用の負担、応援

家族のサポートがなければ、今の自分はないという事を改めて考えてみること。

2.家族の応援やサポートへの具体的な感謝を考える

家族がどのようにみなさんを支えてくれているかを具体的に振り返り、それに対する感謝を考える。

「試合に来て応援してくれる事で力をもらっている」
「疲れて帰ってきたときに食事を用意してくれる」など

一つひとつのサポートに感謝することで、家族への尊敬の気持ちが深まる。

3.感謝の言葉を伝える方法(手紙、言葉、行動)を実践する

感謝の気持ちは、伝えることで相手に届く言葉で直接伝えるのが一番ですが、手紙を書いたり、行動で示したりすることも効果的である。

「今日はありがとう」と声をかける。
休日に手伝いをする。
感謝の手紙を書く。

感謝の表現は特別なものでなくても構いまない。
日常の中で少しずつ伝える努力をしてみよう。

4.家族との会話を増やし、感謝の気持ちを共有する時間を作る

日々の忙しさの中でも、家族と話をする時間を意識的に作ろう。

夕食のときに今日の出来事を話す、感謝の気持ちを伝えるきっかけを作る。

家族との会話が増えると、感謝の気持ちを自然に伝えることができるようになる。

5.家族の努力や犠牲を理解し、それに応える行動を取る

家族がみなさんを支える為に、どのような努力や犠牲を払っているのかを考え、それに応える行動を取ろう。

家族が早朝に起きて練習に送り出してくれることに感謝し、しっかりと練習に取り組む姿勢を見せる。

感謝を行動で示す事で、家族との関係性が良くなる。

6.感謝の気持ちを伝えることで、家族との関係がより深まることを実感する

感謝を伝えることで、家族も喜び、みなさんとの関係がさらに深まっていく。

感謝の言葉が家族のモチベーションとなり、さらに応援してくれるようになる。

家族との信頼関係が強まる事で、みなさんの競技生活もより充実したものになっていく。

アドバイス

家族への感謝は、心に余裕を生み、人間関係を豊かにする力があります。
家族のサポートを「当たり前」と思わず、具体的に感謝の気持ちを伝えることを意識しよう。
感謝を伝えることで、家族との絆が深まり、競技生活だけでなく、日常生活もより充実したものになります。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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