11-3-2:大学関係者への感謝

11週目:感謝の気持ちを持つ
【目 標】
感謝の気持ちを持つことで、自分自身と周囲との関係をより良くし、スポーツ活動や日常生活での成長を促す。
競技者が自分を支えてくれる様々な人々への感謝の気持ちを深める事で、責任感や行動の質を向上させ、競技生活をより豊かなものにする意識を育てる。

11-3-2:大学関係者への感謝
大学がアスリートとしての活動を支えてくれている事を認識する。
指導してくれる教授、アカデミックサポートスタッフへの具体的な感謝を考える。
大学のスポーツプログラムが自分に与えてくれた機会について考える。
学業と競技の両立をサポートしてくれる体制への感謝を 伝える。
学びや競技を通じて、大学の名を背負っている責任感を持つ意識を育てる。
感謝の気持ちを行動に移し、大学の活動やイベントへの積極的な参加を考える。

「大学関係者への感謝」について考えます。
皆さんが学生アスリートとして競技に取り組み、学業を続けられるのは、多くの大学関係者のサポートがあってこそです。
大学は、スポーツを通じて皆さんに成長の機会を与え、また学業と競技を両立できる環境を整えています。

1.大学がアスリートとしての活動を支えてくれていることを認識する

まず、大学の支援がなければ、皆さんが競技に専念することは難しいことを理解する。

資金面でのサポート
アスリート学生向けに奨学金制度等の提供している。
例えば、競技での実績に応じた給付奨学金など
遠征費や合宿費の大学が一部負担している。
プロ指導者の配置。

推薦制度による入学支援
スポーツ推薦入試を通じ競技実績を評価した枠での入学を可能としている。

施設利用の優遇
アスリート学生専用のトレーニング施設や体育館
グラウンドが提供されている。
例えば、専属のトレーナーが常駐するトレーニングルームや、特定の時間帯にチーム専用で利用できる。
グラウンドが整備されている
このような環境が競技力向上を支えている。

授業や学業面の理解と協力、競技活動の為の施設や資金的なサポートに感謝を持とう。

2.大学のスポーツプログラムが自分に与えてくれた機会について考える

大学のスポーツプログラムは、皆さんに競技力を伸ばす場と多くの学びの機会を提供する。

連盟に所属し、リーグ戦に出場する機会、プロフェッショナルな指導を受けられる環境。

こうした環境が、皆さんの成長を大きく後押ししていることを認識しよう。

3.学業と競技の両立をサポートしてくれる体制への感謝を伝える

大学は、アスリートが学業と競技を両立できるように多くのサポート体制を整えている。

施設利用の優遇
我々の場合、授業を完了してから練習できる環境が一番の優遇措置になると考える。

キャリア支援
卒業後のキャリアを見据えた就職相談や企業と連携した就職相談の機会を持っている。

これらのサポートに対し、感謝を直接伝える機会を大切にしよう。

4.学びや競技を通じて、大学の名を背負っている責任感を持つ意識を育てる

皆は、大学の代表としてカイザーズとして試合に出場し、競技を通じて大学の名を広めている。

スポーツ活動を通じて大学の誇りを示し、大学の価値を高める役割を果たす。

関西大学の場合は、支援をしていることで、皆さんに大学の名前を広げることを促すようなことはしていませんが、それでも皆さんは、その責任を自覚し大学への感謝の気持ちを持ちながら競技に取り組む事が大切です。

5.感謝の気持ちを行動に移し、大学の活動やイベントへの積極的な参加を考える

感謝の気持ちは、言葉だけでなく行動に移すことで、より明確に伝えることができる。

大学主催のイベントやボランティア活動に参加し、積極的に貢献する。

こうした行動が大学との関係を更に強固なものにする。

まとめ

大学関係者への感謝は学生アスリートとしての成長に不可欠である。
教授やスタッフ、スポーツプログラムが与えてくれるサポートの大切さを理解し、言葉や行動で感謝を持とう。
また、大学の代表としての自覚を持ち、大学を支える一員として積極的に活動することを心がけること。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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