11-5:競技環境やスタッフへの感謝

11週目:感謝の気持ちを持つ
【目 標】
▶感謝の気持ちを持つことで、自分自身と周囲との関係をより良くし、スポーツ活動や日常生活での成長を促す。
▶競技者が自分を支えてくれる様々な人々への感謝の気持ちを深める事で、責任感や行動の質を向上させ、競技生活をより豊かなものにする意識を育てる。

11-5:競技環境やスタッフへの感謝
▶練習場や試合会場が利用できることへの感謝を考える。
▶スタッフやボランティアが競技環境を整えてくれていることを認識する。
▶環境や設備を丁寧に使い、感謝を示す行動を取る。
▶感謝の気持ちを込めてスタッフに直接言葉を伝える練習をする。
▶スポーツができる環境が当たり前ではない事を理解する。
▶感謝の気持ちが、競技活動への意欲を高めることを知る。

「競技環境やスタッフへの感謝」について考えます。
▶みなさんが日々練習に励み、試合に臨めるのは、素晴らしい競技環境とその環境を支える多くの人々のおかげです。
▶これらの環境やサポートは、決して当たり前のものではありません。
▶感謝の気持ちを持ち、それを行動で示すことは、アスリートとしての大切な姿勢です。

1.練習場や試合会場が利用できることへの感謝を考える

みなさんが使用している練習場や試合会場は、多くの人々の努力と支援によって維持されている。

清掃、整備、施設の予約や運営管理

こうした場所があるおかげで、皆さんは競技に集中できる環境を得ていることを理解し感謝しよう。

2.スタッフやボランティアが競技環境を整えてくれていることを認識する

試合や練習がスムーズに行えるのは裏方で働くスタッフやボランティアの方々のおかげである。

試合の運営(審判、放送の準備)
設備の管理
試合道具の準備

彼らの努力を見過ごさず、感謝の気持ちを持つことが大切である。

3.環境や設備を丁寧に使い、感謝を示す行動を取る

設備や道具を大切に扱う事が感謝を示す行動の一つである。

道具の片付けを徹底する、施設を汚さないよう注意する

自分たちが使うものへの敬意を持つことで、感謝の気持ちを行動で表せる。

4.感謝の気持ちを込めて、スタッフに直接言葉を伝える練習をする

スタッフやボランティアの方々に、直接感謝の言葉を伝える練習をしよう。

「今日はありがとうございました」
「いつも準備をしてくださり感謝しています」

感謝の気持ちを言葉で伝えることで、支えてくれる方々との信頼関係も深まる。

5.スポーツができる環境が当たり前ではないことを理解する

世界や同じ日本の中でも、スポーツをしたくても適切な環境や設備がない地域、場所、大学もある。

練習場所がない、道具が足りない、支援がない

自分たちが恵まれた環境で競技できることに感謝し、その機会を最大限に活かす意識を持とう。

6.感謝の気持ちが、競技活動への意欲を高めることを知る

感謝の気持ちは、競技への取り組み方を変える力を持っている。

支えられていることを自覚する事で、練習や試合に対してさらに全力を尽くそうと思うようになる。

感謝を持つことで、競技活動に対する意欲が高まり、自分自身の成長にもつながる。

まとめ

▶競技環境やスタッフへの感謝は、アスリートとしての基本的な姿勢である。
▶練習場や試合会場、支えてくれる人々の努力を「当たり前」と思わず、感謝の気持ちを忘れないようにしよう。
▶その感謝を言葉や行動で表すことで、支える側との信頼関係が深まり、競技活動の質が向上する。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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