11-6:感謝を行動で示す

11週目:感謝の気持ちを持つ
【目 標】
感謝の気持ちを持つことで、自分自身と周囲との関係をより良くし、スポーツ活動や日常生活での成長を促す。
競技者が自分を支えてくれる様々な人々への感謝の気持ちを深める事で、責任感や行動の質を向上させ、競技生活をより豊かなものにする意識を育てる。

11-6:感謝を行動で示す
感謝の気持ちを具体的な行動に移す方法を考える。
練習や試合で全力を尽くすことが感謝の表現になる。
チームや周囲のために、自分から何かを提案・行動する練習をする。
自分が与えられたサポートを他の人に返す「恩送り」を意識する。
感謝を言葉だけでなく、態度や習慣で示すことを考える。
周囲が感謝される事で、全体の雰囲気が良くなる事を感じる。

「感謝を行動で示す」というテーマについて考えます。
感謝の気持ちは、言葉にするだけでも十分伝わりますが、それを具体的な行動で示すことで、さらに深く周囲に届きます。
スポーツの場面では全力で練習や試合に取り組む姿勢やチームメイトやスタッフのために行動する事が、感謝の最も強い表現となります。

1.感謝の気持ちを具体的な行動に移す方法を考える

感謝を行動で示す方法はさまざまだが、競技に全力を尽くすことが基本である。

練習で指導を受けた内容を繰り返し実践する、試合で全力を出し切る。

感謝の気持ちを胸に、日々の行動を見直してみよう。

2.チームや周囲のために、自分から何かを提案・行動する練習をする

感謝を行動で示すには、自分から積極的に動く姿勢が大切である。

練習後に道具の片付けを率先して行う、試合後に応援してくれた人に感謝の挨拶をする

チームや周囲の為に自分ができる事を探し、実践しよう。

3.自分が与えられたサポートを他の人に返す「恩送り」を意識する

感謝の気持ちは、周囲への行動として返すことでさらに広がっていく。

自分が受けたアドバイスを後輩に伝える。
学んだことを共有する。

受けた恩を人にも送る「恩送り」の意識を持つことで、チーム全体に感謝の連鎖が生まれる。

4.感謝を言葉だけでなく、態度や習慣で示すことを考える

感謝の気持ちは、日々の態度や習慣にも表れる。

道具や施設を大切に使う。相手の意見をしっかり聞く姿勢を持つ。

言葉と行動が一致することで、感謝の気持ちがさらに伝わりやすくなる。

5.周囲が感謝されることで、全体の雰囲気が良くなることを実感する

感謝の気持ちは、チームや周囲の雰囲気を明るくし、一体感を生みだす。

練習中に「ありがとう」の言葉が増えることで、協力の姿勢が強まる。

周囲に良い影響を与える感謝の行動を続けることで、チーム全体が成長していく。

アドバイス

感謝を行動で示すことは、アスリートとしてだけでなく、一人の人間として成長するために重要なスキルである。
練習や試合で全力を尽くすこと、周囲のために積極的に行動すること、そして恩送りを実践することで、感謝の気持ちはより深く伝わる。
また、感謝を日々の態度や習慣に取り入れることで、チームや周囲に良い影響を与える存在になれる。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

目次