12-2:変化に対応する力を鍛える

12週目:柔軟性を身につける
【目 標】
変化に対応する力や適応力を養い、競技生活や日常生活における困難、新しい状況に柔軟に対応できるようになる。
確認を通じ、柔軟性を高めるための具体的な方法を知り、実際に競技や日常生活で実践することで、困難や変化に強い自分を育てていく。

12-2:変化に対応する力を鍛える
突然の予定変更やトラブルに対応する為の思考を知る。
練習時間の変更、試合中の予期せぬ状況にどう対応するか
想定外の出来事を「学びの機会」として捉える。
状況を冷静に判断し、最適な行動を選ぶ練習をする。
チーム全体で柔軟性を持って動くための声掛けや協力方法を話し合う。
柔軟に対応することで得られる自信や成長を実感する。

「変化に対応する力を鍛える」を考えます。
競技生活においても、日常生活においても、すべてが予定通りに進むとは限りません。
突然の変更やトラブルが起きた時、それにどのように対応できるかが重要です。
 柔軟に対応する力を身につける事で、自分自身の成長につながり、競技生活やチームの成功にも大きく貢献します。

1.突然の予定変更やトラブルに対応するための考え方を知る

競技生活では、予期せぬ変更が起こることがある。

練習時間が急に変更になったり、試合中に相手の戦術が予想と違う場合。

こうした状況に対し「どうすれば最善を尽くせるか」を考え、切り替える事が重要である。

2.想定外の出来事を「学びの機会」として捉える意識を持つ

想定外の出来事を「不運」と捉えるのではなく「学びの機会」としてポジティブに捉えよう。

試合中のミスを分析し、次回にどう活かすかを考える。

この意識を持つことで、どんな状況でも成長するチャンスに変えられる。

3.状況を冷静に判断し、最適な行動を選ぶ練習をする

変化が起きたときにパニックにならず、冷静に状況を把握するスキルを磨く。

試合中にゲームプランが崩れたとき、新しい戦略に即座に対応する。

冷静な判断力を持つことで、最適な行動を取れる。

4.チーム全体で柔軟性を持って動くための声掛けや協力方法を話し合う

チームとして柔軟に対応するには、全員で協力する姿勢が必要である。

急なフォーメーション変更時に、全員が声を掛け合い交代変更などのミスがないよう対応する。

チームメイトとのコミュニケーションを深め、起こりうるミスを想定し、連携して柔軟に動けるようにしよう。

5.柔軟に対応することで得られる自信や成長を実感する

変化に対応する経験を積むことで、自分への自信が生まれる。

試合で困難な状況を乗り越えたとき「自分はできる」という感覚を得る。

この自信がさらなる挑戦への意欲を高め、成長につながっていく。

アドバイス

変化に対応する力は、アスリートにとって非常に重要なスキルである。
予定変更やトラブルを「学びの機会」として前向きに捉え、冷静に対応する力を磨いていこう。
また、チーム全体で協力して柔軟に対応する姿勢を持つことで、チームの成功に大きく貢献する事ができる。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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