1-5:目標達成の障害を克服する方法

1週目:目的設定・目標達成の大切さ
目 的:

目的と目標を明確に区別し、自分が何のために努力するのかを理解する。
目標を具体化し、それに向け計画を立てることで、効率的かつ着実に成果を上げる方法を確認する。

1-5:目標達成の障害を克服する方法
目標達成を妨げる要因を特定する。
時間不足、モチベーションの低下。
障害を乗り越えるための戦略を考える。
タイムマネジメント、サポートを得る。
誘惑や中断を避けるための環境を整える。
失敗を恐れず挑戦する心構えを持つ。
他者からの支援を積極的に求める重要性を知る。
障害に直面した際に冷静に対処する方法を模索する。

目標を立てて行動計画を作っても、簡単に達成できるとは限りません。
途中で必ず「障害」や「困難」にぶつかることがあります。
障害をどうやって乗り越えるかについて考えます

1.目標達成を妨げる主な障害とは?

・目標を達成するうえで、次のような問題が起きることがあります。

時間が足りない
 忙しくて練習や準備ができない。
モチベーションの低下
 やる気がなくなる、疲れてしまう。
環境の影響
 家や学校で集中できない。
失敗の恐怖
 ミスや失敗が怖くて行動できなくなる。
予期せぬ問題
 ケガや病気、急な予定変更など。

2.障害を克服するための具体的な方法

①優先順位をつける
 時間が足りないときは、今やるべき事に集中する。

▶「まず課題を終わらせてから、練習に取り組む」

②小さな成功を重ねる
 やる気が出ないときは、簡単なことから始めて達成感を得る。

▶「今日はステップ練習のアフターを10本だけやってみる」

③サポートを求める
 仲間やコーチ、家族に相談してアドバイスや助けをもらう。

▶「練習メニューが難しいので、コーチに相談する」

④環境を整える
 集中できる環境を作る工夫をする。

▶「スマホを片付けて、練習に集中できる場所を選ぶ」

⑤失敗を恐れない
 失敗は学びのチャンスだと考える。

▶「試合でミスしても、それを改善するために練習する」

⑥柔軟に計画を修正する
 状況に合わせて計画を変えることも必要。

▶「ケガをしたら、走る練習をやめて筋トレに切り替える」

3.チームでの例:障害を乗り越える

【問 題】
 「練習で体力が持たない」
【克服方法】
 ・練習前にしっかり食事をとる。
 ・体力が続かない原因をコーチに相談する。
 ・練習量を減らし少しずつ増やしていく。

【問 題】
 「試合でミスをするのが怖い」
【克服方法】
 「ミスしてもいい」と自分に言い聞かせる。
 ・小さな成功を積み重ねて自信をつける。
 ・ミスから学んで次に活かす。

アドバイス

▶障害は悪いものではない
▶それを乗り越えることでみんなは成長できます。
▶大事なのは、諦めないことと、どんな問題も「どうすれば克服できるか」を考えることです。

失敗も学びの一部と考えて、一歩ずつ前に進もう。
・今、自分が目標達成のために直面している 「障害」を1つ書き出してください。
・その障害を克服するためにできる行動を2-3つ 考えてみよう。
 これもトレーニングと同じで反復が必要です。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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