2-2:1日のスケジュールを立てる

2週目:時間管理の基本
目 的:

時間という限られた資源を効率よく活用し競技と学業の両立を図る方法を知る。
スケジュールを立てる力や優先順位を決める術を確認する。

計画通りに進まない場合の対処力や目標達成に向けた持続的な努力について考える

2-2:1日のスケジュールを立てる
自分の1日の流れを書き出してみる。
重要な活動(練習や課題)の時間を優先する。
無駄な時間を減らす工夫を考える。
スケジュールには「休む時間」も入れる。
実現可能なスケジュールを作るポイントを知る。

スケジュールを立てると何が良いのか?
時間の無駄を減らせる:
 何をするか決まっていると迷う時間がなくなります。
効率よく行動できる:
 優先順位をつけて計画することで、やるべきことがスムーズに進みます。
ストレスが減る:
 やることが整理されていると、余裕を持って行動できます。

1.スケジュールを立てる5つのステップ

やるべきことをリストに書き出す

例:授業、宿題、部活動の練習、家での復習、自由時間。

 まずは「今日やらなければならないこと」を全部書き出してみよう。

優先順位を決める

 重要なことを先にスケジュールに入れる。

例:宿題や試合の準備を最初に入れる。

具体的な時間を割り当てる

「いつ、何をするか」を決める。

例:放課後3時~4時は練習、4時~5時は宿題。

余裕のある計画を立てる

 ギチギチに詰めず休憩時間も入れる。

例:1時間ごとに10分間の休憩を取る。

実行可能な計画にする

 現実的にこなせる量だけをスケジュールに入れる。

 例:勉強時間を5時間入れるのは無理なので2時間に調整する。

2.実際のスケジュールを可視化する

▶実際のスケジュールを可視化してみるのも良い。
▶今は、Googleカレンダーやスマホのアプリで簡単に予定入力が手元ででき、いつでも管理・確認できる時代です。
▶逆に言えば、この先の人生でもスケジュール管理をしない人生はないので、出来るだけ早くに習慣化しよう。

3.スケジュール作りの注意点

▶休む時間も計画に入れる:休憩を取らないと集中力が続かない。
▶柔軟性を持つ:計画通りに進まなくても、焦らず調整することが大事である。
▶自分に合ったペースで進める:無理をすると長続きしない。

アドバイス
・スケジュールを立てるときは、「実行できそうか」を考えながら計画を作ることが大切である。
・また、計画に沿って行動できたときは、自分をしっかり褒めよう。それが次のやる気につながっていく。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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