38-7:挑戦する姿勢を持つ

[38週]: [自己効力感を育む]
・自己効力感を高めることで、自分の力を信じ、困難やプレッシャーに立ち向かう精神的な強さを養う。
・成功体験や前向きなフィードバックを活用し、継続的な努力と自己成長につなげる意識を持つ。
・「自分ならできる」という信念を土台に、安定したパフォーマンスと主体的な行動を実現し、競技力と人間力の両面で飛躍を目指す。

38-7:挑戦する姿勢を持つ
新しいことに挑戦することで、自己効力感をさらに強化する。
未知の状況でも「まずはやってみる」というマインドを持つ。
小さな挑戦から成功を積み重ね、徐々に大きな挑戦へとつなげる。
挑戦すること自体に価値があることを理解する。
挑戦する姿勢を持つことで、自分自身の可能性が広がる。
「挑戦し続けることが、成長し続けることにつながる」ことを意識する。

「挑戦する姿勢を持つ」ことを考えます。
挑戦する姿勢を持つことは、自己効力感を高めるうえで極めて重要です。新しいことに取り組むことで、自らの可能性に気づき、目標に向かうエネルギーが生まれます。小さな挑戦の積み重ねが、大きな自信につながります。
失敗を恐れず、まず一歩を踏み出す勇気を持ちましょう。

1.新しいことに挑戦することで、自己効力感をさらに強化する

新しいことへの挑戦は、自分の枠を広げる機会である。
未知の行動を経験することで、自己効力感は強化される。

初めてのキッキング練習への挑戦
普段はポジション外の役割であるキッカーを志願し、特別練習で感覚を養う。

アナリストとしての視点を持つ
練習後にプレー映像を分析し、戦術理解の深さを競技に活かす。

未経験の役職に就く
リーダー未経験の状態でグループリーダーに立候補し、運営面からチームに貢献することに挑戦してみる。

新しい挑戦は自己効力感を高め、今後の成長に対する期待感を育てる。

2.未知の状況でも「まずはやってみる」というマインドを持つ

挑戦には勇気が必要であるが、「まず行動してみる」ことが不安を打ち消し、自信を生む。

急な発言の依頼を快諾
チームミーティングで突然発言を求められたが、即座に対応することで自らの力量をはかる。

上級生への質問に挑戦
普段話す機会の少ない4回生に技術面の質問をし、学びと信頼関係を得る。

短時間でのポジション変更への対応
試合直前にポジション変更の指示を受けたが、即時に適応し役割を果たすことに集中する。

「まず行動する」姿勢は、挑戦への心理的ハードルを下げ、実践力を高める要因となる。

3.小さな挑戦から成功を積み重ね、徐々に大きな挑戦へとつなげる

挑戦は段階的に行うことで確実な成功体験を得やすくなり、自己効力感の土台が安定する。

朝の挨拶運動を継続
グラウンドでの挨拶や声出しを毎日意識することで、自己表現に自信が持てるようになる。

練習メニューの提案
小さな技術課題について自らコーチに提案し、チームに導入された経験をプラスに導く。

短距離走記録の更新目標
50m走の記録を毎週0.1秒縮めるという個人目標を設け、着実に結果を出す。

小さな挑戦の成功は、大きな挑戦に向かうための準備となり、確固たる自信を育てる。

4.挑戦すること自体に価値があることを理解する

結果ではなく、挑戦そのものに価値を見出すことで、継続的な行動意欲が生まれる。

新入生歓迎イベントのリーダーに立候補
話すことが得意でなくても「やってみたい」という気持ちで挑戦し、達成感と信頼を得る。

技術動画の投稿を始める
自身の練習動画をSNSに投稿し、反響を学びに変える経験を得る。

チーム内の英語チャレンジ
留学生との交流を深めるため、英語での自己紹介に挑戦する。

挑戦の価値を認識することで、結果への執着を超えた学びと行動力が生まれる。

5.挑戦する姿勢を持つことで、自分自身の可能性が広がる

挑戦を繰り返すことで、未知の能力が引き出され、自分の可能性に気づく契機となる。

学外インターンへの参加
授業・練習外の時間を使って企業インターンに参加し、社会的視野を広げる。

チーム内での知識発信
プレーブックの理解を図解付きで解説し、他者からの反応により自分の知識の深さを実感する。

学内プレゼンイベントに出場
ゼミ活動での発表経験を活かし、学部代表として全体発表に臨む。

挑戦によって得られる成功体験や成長は、自身の可能性を広げる大きな資源となる。

6.「挑戦し続けることが、成長し続けることにつながる」ことを意識する

挑戦の継続こそが、成長を止めないための最も確かな方法である。

月間の挑戦目標を記録
1か月ごとに挑戦目標を設定し、その成果と気づきを記録として残す。

定例の自己評価時間の導入
週末ごとに自分の挑戦状況を振り返り、次週の行動計画に反映する。

仲間との挑戦共有会を主催
メンバー同士で挑戦経験を語る機会をつくり、継続意欲を高め合う。

継続的な挑戦は、変化を楽しむ心を育み、持続的成長を支える基盤となる。

アドバイス

挑戦する姿勢は、自己効力感を育てるうえで最も実践的な手段です。
成功か失敗かにとらわれず、まずは「やってみる」ことが、自信や能力の向上に直結します。

挑戦は自己の限界を押し広げ、仲間への良い影響も与えます。
これからも自分の可能性を信じ、挑戦し続けることを習慣にしてください。
挑戦の積み重ねこそが、確かな成長の証です。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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