3-5:試合や練習でのマナー

3週目:礼儀とマナーの基本
【目 的】
礼儀やマナーを通じ、人間としての基本的な振る舞いを確認する。
これを身につけスポーツだけでなく、社会で信頼される人となることを目指す。

3-5:試合や練習でのマナー
試合前後の挨拶をしっかり行う。
審判や相手チームへのリスペクトを忘れない。
練習場や試合会場を清潔に保つ(片付けや整理整頓)
試合中にフェアプレーを心がける。
勝っても負けても礼儀正しく、感謝の気持ちを持つ。
挨拶や感謝の言葉がチームの印象を良くすることを知る。

「試合や練習でのマナー」について考えます。
スポーツでは、技術や戦術だけでなく、礼儀正しい行動やマナーがとても重要です。
それが自分自身の成長やチームの評価につながるだけでなく、スポーツを通じて周りの人々と良い関係を築く事にもつながります。

1.試合前後の挨拶をしっかり行う

・試合や練習の始まりと終わりには、必ず挨拶をしよう。
・試合前「よろしくお願いします」と相手や審判に伝える。
・試合後「ありがとうございました」と感謝の気持ちを言葉で表す。

挨拶は、自分の礼儀を示すだけでなく、相手チームとの良い関係を築く第一歩です。

試合における整列、学歌斉唱も挨拶の動作の中の一つ

2.審判や相手チームへのリスペクトを忘れない

審判や相手チームがいるからこそ、試合が成立している。
審判の判定には敬意を払い、たとえ不利な判定でも冷静に受け入れよう。
仮にアメリカやXリーグと違う判定でも、我々は日本のフットボールリーグでプレーしていることを理解しよう。

▶相手チームをリスペクトする態度を示すことで、スポーツマンシップが高まる。
▶試合中に挑発的な態度をとらず、お互いを尊重するプレーを心がけよう。

3.練習場や試合会場を清潔に保つ

練習場や試合会場をきれいに使うこともマナーの一部である。
使った道具や備品を元の場所に戻す。
試合後にゴミが落ちていないかを確認する。
次に使う人のことを考え、片付けや整理整頓を丁寧に行う習慣をつけよう。

4.試合中にフェアプレーを心がける

試合では「勝つこと」だけに集中するのではなくフェアプレーにも意識してください。
ルールを守り相手にケガをさせないよう注意する。
不正なプレーを避け、正々堂々と試合を進める。
フェアプレーを行うことで試合の後も清々しい気持ちで終われます。

5.勝っても負けても礼儀正しく感謝の気持ちを持つ

勝利したときは謙虚に、敗北したときは清々しく。
勝ったときは相手への敬意を忘れず、「良い試合をありがとうございました」と伝える。
負けたときは「次に向けて頑張ろう」と前向きな気持ちを持つ。
勝敗に関わらず、サポートしてくれたコーチや保護者にも感謝の言葉を伝えることを忘れない。

6.挨拶や感謝の言葉がチームの印象を良くする

挨拶や感謝の言葉はチーム全体の印象を大きく左右する。
元気な挨拶ができるチームは周りからも応援されやすい。
感謝の気持ちを言葉にする事で試合会場での雰囲気も良くなる。
自分の行動がチームのイメージに影響する事を意識して行動しよう。

アドバイス

▶試合や練習でのマナーは、スポーツをする上で欠かせない要素である。
▶挨拶や感謝の言葉、フェアプレー、練習場の清潔さなど日々の行動が皆さん自身の成長だけでなく、チーム全体の評価にもつながる。

当部には、これらを一言で表した「礼儀正しく、勇気あれ」という部訓に等しい、偉大な先輩の言葉があります。
覚えておいてください。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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