[52週]: [1年間の総括と未来への準備]
・これまでの成功や失敗を振り返り、すべての経験を次の成長に活かす姿勢を養う。
・過去の自分との比較によって進歩を実感し、自信と誇りを持って新たな目標に挑む。
・継続的な努力を重ね、未来の自分を信じながら、さらなる飛躍を目指して行動し続ける。
52-4:新たな目標を設定する
次の1年間で達成したい大きな目標を明確にする。
短期・中期・長期目標を具体的に設定し、達成までのステップを考える。
目標達成に必要なスキルや戦略を洗い出し、優先順位をつける。
目標を達成した際の自分の姿を具体的にイメージする。
チームとしての目標と個人の目標を一致させ、成長の方向性を決める。
コーチや先輩と目標を共有し、アドバイスをもらう。
「新たな目標を設定する」について考えます。
これまでの成長を踏まえ、新たな1年を有意義なものとするためには、明確な目標設定が欠かせません。
この日は、個人とチームの両面から目指す姿を描き、達成へのステップを明確にします。
目標に向けて主体的に取り組む姿勢が、さらなる成長につながります。
1.次の1年間で達成したい大きな目標を明確にする
ビジョンのある目標設定は、日々の行動に方向性と意義をもたらし、意欲を高める原動力となる。
秋季リーグで1位通過で全日本選手権出場を掲げる
個人の実力向上にとどまらず、チーム全体を牽引する意志を持つ。
試合出場100%を目指す
フィジカルの構築を設定するケガ防止とコンディショニングの徹底に注力する計画を立てる。
GPA3.5以上を目標とし、文武両道を実現する
アスリートとしてのバランスを重視した目標を持つ。
2.短期・中期・長期目標を具体的に設定し、達成までのステップを考える
段階的な目標設定により、成長の過程を可視化し、日々の成果を実感しやすくなる。
2週間後にプレーブック完全理解を短期目標とする
毎日30分の確認と週1のテストで進捗を測定する仕組みを作る。
6か月後に40ヤード走の記録を0.2秒縮める
中期目標を設定週3のスプリント練習と栄養管理を並行して実施する。
1年後にキャプテン就任を長期目標とする
発言力・影響力を高めるために、毎月1回のミーティングで議論をリードする。
3.目標達成に必要なスキルや戦略を洗い出し、優先順位をつける
必要な要素を分析し、優先順位を明確にすることで、効率よく課題に取り組むことができる。
WRとしてのキャッチ技術を最優先スキルと定める
反復ドリルと週2回のビデオレビューを組み合わせて強化する。
フィールドでの冷静な判断力の強化を掲げる
シミュレーション練習と反省ミーティングを通じて強化する。
コンディショニングの安定を戦略の核とする
睡眠・食事・ストレッチのルーティンを可視化して管理する。
4.目標を達成した際の自分の姿を具体的にイメージする
成功イメージの明確化は、モチベーションの持続と困難への耐性を高める心理的資源となる。
全国大会でスターティングメンバーとして活躍する姿を描く
観客席、仲間、プレー内容まで鮮明にイメージし続ける習慣を持つ。
試合後にチームメイトと勝利のハドルを組む場面を想像する
その瞬間に向けて努力する意義を日々感じるようにする。
卒業後に後輩から目標とされる自分を思い描く
今の努力が未来につながっていると実感する。
5.チームとしての目標と個人の目標を一致させ、成長の方向性を決める
個人の目標とチームの目標が一致すると、相乗効果が生まれ、チーム全体の成長にも貢献できる。
チームの年間目標を自分の役割に照らして再構築する
「前・後半のファーストシリーズは無失点」の方針に沿って、守備力向上を個人目標に設定。
役職ごとの目標とチーム方針を整合させる
副将として、コミュニケーション強化を自らの使命とする。
目標共有ミーティングで、自分の目標を全体に伝える
仲間の理解と協力を得ながら、同じ方向を向いて進む。
6.コーチや先輩と目標を共有し、アドバイスをもらう
他者との対話により視野が広がり、自分では気づけない視点や改善策を得ることができる。
ポジションコーチと週1回の面談を実施する
フォームや練習内容についてのフィードバックを受ける。
主将経験のあるOBと目標について語る機会を設ける
成功と失敗の体験からリアルなアドバイスを受け取る。
チーム内メンター制度を活用して日々の進捗を共有する
相談や助言を日常化することで軌道修正がしやすくなる。
アドバイス
新たな目標を明確にすることは、未来に向けた自分自身への約束です。
目標には、努力の方向性を定める力があります。
細分化されたステップと、支えてくれる仲間やコーチとの共有によって、その目標は現実味を帯びていきます。
成功を信じ、挑戦を恐れず、一歩一歩前進してください。
各自が描く未来は、今の決意から始まります。

