5-3:学習スケジュールを立てる

5週目:学業の重要性
【目 的】

スポーツでの成功を目指す中で、学業の重要性を理解し、学びを人生全般に活かす意識を育てる事を目指す。
スポーツと学業を単なる現在の活動として捉えるのではなく、将来の人生設計の基盤とする視点を持つ事が重要である。

5-3:学習スケジュールを立てる
スポーツと学業を効率よく両立する為の時間配分を知る。
練習や試合の日に合わせた柔軟な学習計画を作る。
勉強の優先順位を決め締め切りを守る意識を持つ。
集中できる時間帯を見つけて、その時間に重要な課題をこなす。
学習時間にスマホやSNSを控える環境を整える。
予備日を設けることで、急な予定変更にも対応できる計画を立てる。

「学習スケジュールを立てる」ことについて考えます。
大学生活では、学業とスポーツを両立するために時間を効率よく使うことが求められます。
練習や試合の日々の中で学びを進めるには、計画性と柔軟性を持つことが重要です。

1.スポーツと学業を効率よく両立するための時間配分を知る

1日のスケジュールを振り返り、使える時間を把握することが第一歩である。
練習や試合の時間、移動時間、休憩時間を明確にすることが重要である。

学業の時間を無理なく組み込むために、「授業時間中に集中する」「朝の1時間」など、隙間時間や授業での取り組みを見直す必要がある。

2.練習や試合の日に合わせた柔軟な学習計画を作る

チームの予定に合わせて学習計画を柔軟に調整する事が必要である。

試合のある週は課題を前倒しして取り組む。

▶試合後の疲労を考慮し、軽い復習や簡単な作業を予定に入れる。
▶長期的な計画を立てることで、忙しい時期も乗り越えやすくなる。

3.勉強の優先順位を決め、締め切りを守る意識を持つ

やるべきことをリスト化し、重要なものから取り組む習慣をつけるべきである。

翌日提出の課題を優先し、余裕のあるものは後回しにする。

▶締め切りを守る事は、自己管理能力を高める基本である。
▶締め切りを見越して、少し早めに終わらせる習慣を持つことが重要である。

4.集中できる時間帯を見つけ、その時間に重要な課題をこなす

▶自分が一番集中できる時間帯を見つけ、その時間に難しい課題や勉強を割り当てるべきである。
▶朝が得意な人は朝の時間を、夜型の人は夜の時間を活用することが有効である。
▶短い時間でも集中して取り組むことで、効率が大幅に向上する。

5.学習時間にスマホやSNSを控える環境を整える

集中できる環境を作る事スケジュール管理の一環である。

勉強中はスマホを別の場所に置き、通知をオフにする事が推奨される。
図書館や静かな場所で学習することが効果的である。

「気が散る要素を減らすこと」で、短い時間でも高い集中力を維持できる。

6.予備日を設けることで、急な予定変更にも対応できる

練習や試合の予定が変更になることを想定し、予備日を作っておくと安心である。

週末に「予備日」を設定し、進捗が遅れた課題をキャッチアップする時間にする。

柔軟性を持ったスケジュールを作ることで、無理なく予定を消化できる。

アドバイス

▶学習スケジュールを立てることは、スポーツと学業を両立する為に欠かせないスキルである。
▶自分の時間を把握し柔軟かつ効率的に計画を立てる事で余裕を持った生活を送ることが可能となる。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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