7-2:感謝の気持ちを持つ習慣をつける

7週目:ポジティブな考え方
【目 標】ポジティブな考え方を身につけ、競技生活や日常生活での困難を乗り越える力を養う

7-2:感謝の気持ちを持つ習慣をつける
感謝の気持ちが心を前向きにし、人間関係を良くすることを理解する。
「感謝のリスト」を書く習慣を始める。
チームメイトやコーチ、家族への感謝を具体的に考える。
感謝の言葉を積極的に伝える練習をする。
感謝の気持ちがモチベーションを高める理由。
感謝の気持ちを持つことで、周囲の協力を得やすくなる。

「感謝の気持ちを持つ習慣」について考えます。
感謝の気持ちは、私たちの心を前向きにし、周囲との人間関係を良好にする大切な力です。
大学アスリートとして競技生活を送る中で感謝の気持ちを日常的に持つことは、個人の成長だけでなく、チーム全体の成功にもつながります。

1.感謝の気持ちが心を前向きにし、人間関係を良くすることを理解する

感謝の気持ちは自分自身の心を穏やかにし、困難な状況にも前向きに取り組む力を与えるものである。

試合での敗北後にサポートしてくれた家族やチームメイトへの感謝を感じることで再挑戦への意欲が湧く。

感謝の気持ちを持つことで、周囲の人々と良い関係を築きやすくなる。

2.「感謝のリスト」を書く習慣を始める

感謝のリストとは、自分が感謝していることを、例えば、1回5つほど書き出すリストである。

元気をくれる友人、試合の応援に来てくれた家族、練習中に助言をくれたコーチなどが挙げられる。

▶感謝リストを習慣化することで、自分がどれだけ多くのサポートを受けているかを実感することができる。
▶書く時間を決めておく(夜寝る前など)ことで、習慣として続けやすくなる。

3.チームメイトやコーチ、家族への感謝を具体的に考える

感謝の対象を明確にし、何に対して感謝しているのかを具体的に考えることが大切である。

チームメイトが練習後に励ましてくれたこと、家族が食事や応援で支えてくれたこと、コーチが特別なアドバイスをしてくれたこと。

感謝を具体的にすることで、相手への感謝の気持ちがより深まる。

4.感謝の言葉を積極的に伝える練習をする

・感謝の気持ちは、相手に伝えることでさらに価値を持つものである。

「ありがとう」「助かりました」と、言葉で伝える。

▶練習として、毎日1人に対して感謝の言葉を伝える事を目標と考えてみる。
▶感謝の言葉を伝える事で、相手だけでなく自分自身の気持ちもポジティブになる。

5.感謝の気持ちがモチベーションを高める理由を知る

感謝をする事で、自分が多くの人に支えられている事に気づき、その期待に応えたいという気持ちが生まれるものである。

試合で応援してくれた人々への感謝が、次の試合への意欲を高める。

感謝はモチベーションの源となり、日々の練習や試合への取り組み方をより前向きにする。

6.感謝の気持ちを持つことで、周囲の協力を得やすくなることを考える

感謝の気持ちを表すことで、相手との信頼関係が深まり協力を得やすくなるものである。

練習後に「手伝ってくれてありがとう」と声をかけることで、次回も積極的に助けてもらえる可能性が高まる。

チーム内で感謝の文化を育てることで、全員が協力し合う環境が生まれる。

アドバイス

▶感謝の気持ちを持つことは、心を豊かにし周囲との関係を強める。
▶感謝を習慣化することで、自分自身のモチベーションが高まり、チーム全体の結束力も強化される。
▶言葉や行動で感謝の気持ちを伝える習慣を考え、実践することが重要である。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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