7-5:前向きな目標設定を行う

7週目:ポジティブな考え方
【目 標】ポジティブな考え方を身につけ、競技生活や日常生活での困難を乗り越える力を養う

7-5:前向きな目標設定を行う
ポジティブな目標設定が成功への近道になることを知る。
目標を達成したときの喜びを想像する練習をする。
大きな目標を小さな目標に分けて、達成感を積み重ねる方法を考える。
ネガティブな目標「ミスをしない」などではなくポジティブな目標「全力で挑戦する」と設定する。
チーム全体で共有する目標を話し合い前向きな行動計画を作る。
ポジティブな目標が日々の努力を支える事を知る。

「前向きな目標設定を行う」を考えます。
目標設定は、成功へと近づくための出発点です。
特にポジティブな目標を設定する事で、挑戦する意欲が高まり、達成に向けた行動を楽しむことができます。

1.ポジティブな目標設定が成功への近道になることを知る

ポジティブな目標を設定することで、行動に対する意欲やエネルギーが高まる

ミスしない」ではなく、「試合中に自分の力を最大限に発揮する」といった目標を立てる

ネガティブな目標はプレッシャーや不安を生みやすい
ポジティブな目標は自信と行動力を引き出してくれる

2.目標を達成したときの喜びを想像する練習をする

目標達成後の自分をイメージすることで、モチベーションがさらに高めることができる。

試合で活躍し、チームメイトや家族と喜びを分かち合う場面を想像する。

具体的なイメージを持つことで、目標が現実味を帯び、達成への意欲が高めることができる。
練習の中で、達成後の喜びを意識しながら取り組むことで日々の努力が楽しさに変わる。

3.大きな目標を小さな目標に分けて、達成感を積み重ねる方法を考える

大きな目標は達成までの道のりが長いため、小さな目標に分けることで一歩ずつ進む感覚を得られる。

シーズン中の目標を「スキル向上」「体力強化」「試合でのパフォーマンス向上」といった具体的な段階に分ける。

小さな成功体験を積み重ねることで、達成感が得られ、さらなる挑戦への自信がつく。
「今日はこれをクリアしよう」という意識を持って練習に臨むことが重要である。

4.ネガティブな目標ではなく、ポジティブな目標を設定する

ネガティブな目標は、達成できなかった場合に自己否定感を生む可能性がある。

「ミスをしないようにする」ではなく「失敗しても即、次のプレーに切り替える」といったポジティブな目標を設定する。

ポジティブな目標は挑戦する意欲を高め、困難に対する柔軟な対応力を養える。

5.チーム全体で共有する目標を話し合い、前向きな行動計画を作る

チーム全体で共有する目標を設定する事で、全員が同じ方向に向かって努力する一体感が生まれる。

試合中に「チーム全員で声を掛け合い、最後まで全力で戦う」という目標を立てる。

チームで話し合い、各自が自分の役割を理解することで行動計画が具体的になる。
共有された目標は、チーム全体のモチベーションを高める力を持っている。

6.ポジティブな目標が日々の努力を支えることを実感する

ポジティブな目標は、日々の練習や試合への取り組みを前向きに支える。

「今日は練習で新しい事を一つ試してみる」という小さな目標が成長への意欲を高める。

目標を持つことで、困難な場面でも「これが自分の成長につながる」と感じられるようになる。

アドバイス

▶ポジティブな目標設定は、競技生活や学業、日常生活において、成功への道を切り開く重要なステップである。
▶目標達成後の自分を想像し、大きな目標を小さな目標に分ける事で一歩ずつ着実に進む感覚を得られる。
▶チームで共有する目標を話し合う事で、全体の一体感が高まり、さらなる成果が期待できる。

前向きな目標設定を意識し、日々の努力を充実したものに変えていこう。

この記事を書いた人

Matsuura Masahiko
Kansai University
KAISERS Football Team
LifeSkills 365 for All Kaisers related persons.

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